髪の生え変わりメカニズム&頭髪基礎知識

女性のための育毛・薄毛克服の教科書

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髪の基礎知識

髪の毛の構造と働き

頭髪というのは「オシャレを楽しむため」「女性の美」といったイメージがありますが、実は私達の体を守る大切な機能も果たしています。

髪の毛というのは私たち体の一部。皮膚の一部といっても過言でありません。

そして頭髪の働きというのは「体温の低下を防ぐ」「紫外線から頭皮を守る」「ものが頭にぶつかった時のクッション」といった役目を果たしてくれており、頭にかかる負担を日常の生活から守ってくれています。

そのため髪が薄くなる。頭髪のトラブルといったことは生活に支障がでたり、隠れた病気のサインとなることもあります。

知って得する髪の毛の構造

ここからは頭髪の働きをレクチャー

髪の毛は頭皮の保湿をするため斜めに生えている

髪の毛は毛穴からまっすぐに生えている感じがしますが、違います。実は斜めに生えており、水分が表皮に当たらないような構造をしています。これによって頭皮や体の体温低下を防いでおり、保温・保湿の役割を担ってくれています。

見えている髪の毛の細胞は死んでいる!?

生きている髪の毛と言われる部分は毛根部分のみ。毛幹と呼ばれる頭皮から露出している部分はすでに細胞が活動していません。

毛幹はケラチンといったタンパク質を元に作られており髪の入れ替わり作業には関係がありません。

髪の再生で最も大切な部分

頭髪は色々な組織の働きによって作られています。髪の成長で大切な役割をしているのが毛根の一番下にある「毛球」

そして髪を作る働きをしているのが「毛乳頭」です。毛乳頭には髪のもとになる「毛母細胞」があります。

毛母細胞は酸素、栄養を吸収して細胞分裂を繰り返します。その過程で頭髪は伸びていきます。髪というのは状態の良い人であれば1日0.35mm程度は伸びると言われています。また美容師さんに聞いたところ、爪と同じ分、髪は常に伸びているとおっしゃっていました。

簡単な目安として爪が伸びていれば正常に髪も伸びていると判断することができます。逆に爪が伸びていないと髪も伸びていません。タンパク質が足りなかったり隠れた病気がある可能性もあります。

髪の生え変わりについて

ヘアサイクルのメカニズムを知る

意識して抜け毛を見ていると実に数十本と1日に抜けていることがわかります。人は正常な頭皮のケースでも1日50本〜100本程度は抜け毛があると言われています。それに関わらず、髪がなくならいのにはヘアサイクルといったものが深く関係しています。

ヘアサイクルってなに?

ヘアサイクルとは古い髪が抜けて、新しい髪が生えてくるといったサイクルです。「毛周期」とも呼ばれます。またヘアサイクルには3段階があり段階によって髪の状態が変わってきます。

成長期 成長期の期間は約2年〜6年と言われています。毛母細胞の細胞分裂が活発に働き、毛球で髪の毛が作られる期間です。そして新しく生まれた毛を毛幹まで押し上げていきます。頭髪の約90%近くはこの成長期にあたるとも言われています。
退行期 退行期は約2週間〜3週間。退行期というのは毛母細胞の細胞分裂が衰える時期でもあります。この期間では髪の色を決める色素細胞の働きも低下すると言われています。
休止期 休止期の期間は約3ヶ月〜4ヶ月です。名前の通りに毛母細胞の細胞分裂が停止している時期です。この休止期に入ると髪は抜けていきます。期間が過ぎると成長期へと入ります。

髪の毛はこのように成長して活動を止めて、抜けていく。といったサイクルを繰り返しています。そして全ての頭髪が同じサイクルではないため、髪が1日に数十本抜けても無くならないようになっています。

ただし、抜け毛増えたり、薄毛になってきた人はヘアサイクルが正常でないケースがほとんど。原因を突き止めてヘアサイクルを正常に戻してあげることも立派な育毛ケアとなります。

女性の髪が薄くなるメカニズムを解説

薄毛になる&抜け毛が増える原因

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