男性特有の脱毛症を解説
女性の脱毛症は男性とは違う点が多いと「女性が陥りやすい6つの脱毛症」でも解説をしました。
しかし、女性ホルモンが減少して男性ホルモンが強くなってくると女性でも男性特有の脱毛症になりやすい傾向があります。
男性型脱毛症には特徴があります。
まずは男性型脱毛症の薄毛パターンやメカニズムを知って対策を考えていきましょう。
男性型脱毛症にはある特定のパターンによって薄毛が進行していくケースが多いと言われています。
生え際 | 頭頂部 | 前頭部 |
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俗にいう「M字ハゲ」です。額の生え際から抜け毛が進行していきます。 | 頭頂部に存在する「つむじ」あたりから抜け毛が進行して薄毛になっていきます。 | 頭皮の前頭部全体から抜け毛が進行して薄毛になっていくパターンも存在します。 |
男性型脱毛症に多く見られる薄毛パターンは上記の3種類が多いです。特殊な例としてあらゆるパターンが混合して起こるケースも稀に存在しています。
男性型脱毛症とは別名で「AGA」と呼ばれるケースもあります。男性型脱毛症の主な原因は男性ホルモンが毛母細胞の増殖を抑えて成長を停止させてしまうことです。
メカニズムとしては「5αリダクターゼ」「テストステロン」と呼ばれる物質同士が結びつくことでDHT(ジヒドロテストステロン)と呼ばれる物質が生まれます。
このDHTが髪を作る源に攻撃して髪の成長や生まれ変わりを停止させてしまうとされています。
男性型脱毛症は進行性脱毛症のためケアをしないと薄毛の進行はドンドン進みます。しかし、AGA治療は様々な方法が登場しているため、ある程度の回復をする期待も高くなっています。
女性が男性型脱毛症になりやすい時期を解説
女性でも男性型脱毛症に悩む人が近年では急増していると言われています。
その1つには「ストレス」があります。ストレスによって女性ホルモンが減少してバランスが崩れることにより男性ホルモンが優位にたってしまうケースがあります。
さらに要因として多いのが閉経を迎えた女性です。
女性ホルモンが減少して男性ホルモンが優位に働いてしまいます。この男性ホルモンの影響で女性であってもDHTが産生されて毛根や毛母細胞にアタックして抜け毛・薄毛を進行させているケースがあります。
女性のケースでは女性ホルモンの減少による影響が強いとされています。AGAを防ぐには女性ホルモンを維持することがすごく重要になります。
「女性ホルモンが与える頭髪への影響」でも説明している女性ホルモンを維持・増やす方法を実践してできるだけ、女性ホルモンの減少を抑えることがAGAを防ぐといった対策にも繋がっていきます。
女性の髪が薄くなるメカニズムを解説
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